◆IP(Internet Protocol)アドレスとは?

IPアドレスについて、歴史的なこと理論的な事は他の解説ページに任せつつ、
実際に使用する上で必要となる知識を書きます。

IPアドレスとは、インターネットという世界における住所のようなものです。

我々が日本で住んでいるにしても「○×県○▼市※※」と言ったような住所を持っています。

インターネットにもパソコンの住所があります。
ただし、コンピューターには日本語より数字の方が理解しやすい為、
この住所は32ビット(8ビット区切りの4つの数字)で表されてます。
(例えば適当ですが[10110101.11101110.11011101.10111010]と言う風に)

さすがにこのままでは人間には理解しにくいので、
この二進数表記を十進数に変換して(123.134.156.12(適当))と言ったふうに記述してます。

これは2進数8ビットを十進数に変換している為、0-255が、この4つに当てはまる数字になります。
しかし、「こういう使い方は駄目」「この数字は、こういった用途に予約」と言ったふうに事細かく指定されており、
実際に全ての数字を使えるわけではありません。

これがIPアドレスです。
インターネットに繋がっている以上、あなたのPCもプロバイダのモデムを介して、
世界(インターネット上)に一つしか存在しないIPアドレスを持っています。


◆グローバルIPアドレスとプライベートIPアドレス
 
しかし何事に関しても世の中には例外と言うものがあります。

それは「あなたのPCが直接インターネットに出ないのなら、好きなIPを好きなように使用してもいい」という事です。

このIPのことを「プライベートIPアドレス」と呼びます。その反対の言葉として「グローバルIPアドレス」があります。

「グローバルIPアドレス」とは、上で説明したようなインターネット上の実際に使用されている、
インターネット上に同じ数値が存在しない(ユニークな、とも言われる)IPアドレスの事になります。

どうしてこういう自由に使えるプライベートIPアドレスなるものが存在するのか?
それはIPアドレスの数に限度があるということと無関係では無いのですが、
この辺りの説明は他の詳しいページに任せましょう(ぉい)。

しかし、プライベートIPアドレスを持っているPCでもインターネット上に出る事が可能です。
そうでなければ、前章の「接続回線」において、プロバイダがプライベートIPアドレスを使用している事と矛盾します。

プライベートIPアドレスを持つPCがインターネット上に出るには、
「グローバルIPアドレスをもったサーバー(ルータとかゲートウェイとか言う)に代行してもらう」ことで
インターネット接続を実現しています。
これが「接続回線」の章で説明した一方通行の出口という事になります。

プロバイダが契約者にプライベートIPアドレスを使用しているのなら、
必ずこのグローバルIPアドレスをもったサーバーがプロバイダ内に存在します。

そして、プライベートIPアドレスを持ったPCはこのサーバーを経由してインターネット接続をするわけですが、
インターネット上からはこの出口サーバー以降のプライベートIPアドレスを持つPCは、
絶対見えないように設定されているわけです。


駆け足で説明しましたが、大体こんなものだと理解していただけたら幸いです。


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